インプラント治療事故の実態


インプラント治療 事故の実態について

マスメディアの度重なる報道により、インプラント治療に対する社会的批判が高まったことを
受けてインプラント関連学会も医療トラブルの調査の解明をしました。

急増しているトラブルは、実際どれくらい増えているのか。
その中身は何なのかを、関連学会の調査結果をみてみましょう。

2012年、日本顎顔面インプラント学会がインプラント医療事故に関する初めての調査をおこないました。
「インプラント手術関連の重篤な医療トラブルについて」という調査報告書で、
学会の認定医療施設79か所(主に大学病院)に対して、

09年1月~11年12月の3年間に発生した重篤な医療トラブルに関するアンケートの結果です。

歯

3年間の発生した事故は、421件に上がることがわかりました。
調査対象になった認定医療施設は、市中の歯科医院で、
インプラント治療を受けてトラブルを抱えた患者さんの、受け皿のような存在になっています。

症例のほとんどは、他の医療機関で発生したトラブルを後処理したケースです。
つまり、歯科医院でインプラント治療を受けたものの、重篤なトラブルが生じて認定医療施設に、
駆け込まざるを得なかった症例が3年間で421件あったということです。

1年間の件数を調べました。09年が158件、10年が127件、11年が136件となりこれをみると、
少なくてもこの3年間においては、多くのマスコミが指摘するような、医療トラブルの急増は認められませんでした。

インプラント歯ブラシ

トラブルの内容

下顎槽神経(下顎の骨の中を走っている神経)損傷

・117件(27.8%)

・原因は、53.8%は、インプラント体を埋め込む際のドリリングによるもの、17.9%は、インプラント体の圧迫によるものでした。つまり、手術手技に関連した原因が71.9%を占めることがわかりました。

上顎洞(上顎と鼻腔の間の空洞部分)内インプラント迷入

・63件(15%)

・原因は、上顎にインプラントを埋め込む際に、上顎洞の粘膜を破ってしまったり、
上顎洞にインプラント体が落ちてしまうと言ったトラブルです。

(歯科大教授が明かす本当に聞きたいインプラントの話・矢島安朝著者を参考にしました)

この調査結果では、神経損傷と上顎洞関連が、重篤な医療トラブル全体の7割近くを
占める結果になったことが注目されました。

つまり、重篤な医療事故については、「神経損傷と上顎洞に関しては注意することで、7割減らせることができる」とわかり、
とても有意義な報告で今後のインプラント治療に約立つ情報になると思います。

このような事故を回避するためには、CTスキャンを使って手術前に
的確な診断・治療計画を立てることが非常に重要だということがわかりました。

インプラント治療には高度で専門的な知識・技能と設備が必要です。
入れ歯かブリッジで悩んでおられる方は
インプラントの専門医、名医にご相談されることをお勧めします。

歯科医院選びでの失敗をしないように、治療前の知識として
病院を選ぶ際にも役立てて頂けると思いますので、
インプラント名医の見分け方もご参照ください。

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