残存歯のメンテナンス(フッ素と虫歯予防)


残存歯のメンテナンス・フッ素と虫歯予防について

musiba

虫歯はなぜできるのでしょうか?

私たちの歯は、毎日脱灰と再石灰をくり返しています。食事やおやつで口の中の酸性度が高まると歯からカルシウムなどのミネラルが溶け出します。(脱灰)普通は唾液の作用で溶け出たミネラルが再び歯に沈着する再石灰化が起こります。

食事の回数が多かったり、おやつをだらだら食べているなど長時間酸性状態が続くと、再石化よりも脱灰が進んで、初期の虫歯に穴があいてしまいます。

虫歯になったらなおらないの?

虫歯が進行しての表面に穴があいてしまったら、元には戻りません。

しかし、フッ化物洗口法やフッ化物配合の歯磨剤などのフッ素の積極的な応用を、適切なブラッシングと食事コントロールなどを組み合わせることによって、ごく初期の虫歯(ホワイトスポット)なら、進行を停止したり、修復することができます。

自然界にはフッ素を含む水、食べ物がたくさんあります。

(およその濃度です)
・飲み水、緑茶、ビール  :0.1~ 0.8ppm
・りんご、大根      :0.2~ 1.9ppm
・牛肉、魚(いわし)   :2.0~20.0ppm

日本の成人では毎日約0.5mg程度のフッ素を食品や飲み物から摂取していると言われます。

フッ素によって、虫歯が予防できるのはなぜ?

フッ素の働きについて
・歯垢・プラークの中にいる虫歯菌の働きを弱めて、酸が作られるのを抑えてくれます。
・フッ素が再石灰化を促進してくれ、初期の虫歯を自然に修復してくれます。
・歯質を強くして、酸に溶けにくい歯にしてくれます。

フッ素を使えば虫歯は大丈夫?

虫歯は様々な原因が重なりあって発症する多因子性疾患なので、フッ素を使っていれば虫歯にならないというものではありません。

フッ素+正しいブラッシング+食事コントロールの3つを実行することが大切です。

医療機関で受けるフッ素と、家庭でできるフッ化物洗口剤やフッ化物配合の歯磨剤に含まれるフッ素の違いについて

これら2つの違いは、フッ素の濃度にあり、期待できる効果も少し異なります。歯科や市町村の保健センターなどの医療機関で使用する高濃度のフッ素(9,000~123,000ppm)は、歯質の強化を特に期待することができます。一方で、薬局やスーパーなどで販売されているフッ素配合の洗口剤、歯磨き剤などに含まれる低濃度のフッ素(100~1,000ppm)は、使い続けることで再石灰化の促進や酸を作る力を抑えることを期待することができます。これらを併せて行うことで、虫歯予防の効果がより高まります。

歯の強化

フッ素とインプラントの関係について

◆高濃度のフッ素塗布(9,000ppm)歯科医院で先生や歯科衛生士が行います

インプラント関係の書籍、セミナーなどでは高濃度のフッ素は推奨されていません。

高濃度のフッ素塗布はインプラント体(チタン)に対してであり、残存歯に対してではないので、「直接のインプラント体へのフッ素塗布」は避けるほうがいいです。

インプラント以外の残存歯に対しては問題無いのではないかと思いますが、酸性度が高く高濃度のフッ化物製剤を虫歯の予防目的に使用するのは、インプラントやチタン修復物の腐食・変色を招き、その長期的な維持に問題を生じさせる可能性があるということです。

対策としては、中性のフッ化物製剤を使用するか、トレー法による全歯へのフッ素塗布は避け、どうしても、フッ素塗布の必要がある場合には、インプラントなどのチタン製の部分には、ワセリンなどを塗布して防護してフッ素塗布をする方法がいいです。

◆低濃度のフッ素塗布(1,000ppm以下)家庭でできる歯磨剤・洗口剤で自分で行います

2011年に九州大学とウェルテック社が協力して、市販品の低濃度のフッ素での調査をしたそうです。その結果、市販品の低濃度のフッ素では、チタンは腐蝕しなかったということです。

スウェーデンイエテボリ大学のカリオロジー教室教授の来日講演でも、まったく問題ないと言われていましたということを聞きました。

家庭でできるフッ化物洗口剤やフッ化物配合の歯磨剤に含まれるフッ素は、低濃度のフッ素になりますので大丈夫だと思います。

市販の歯磨き剤で、フッ素の配合されていないものを見つけるのは難しいくらい、歯磨き剤には、フッ素が配合のものが多いですが低濃度のフッ素なので、インプラントへの影響はないと思います。残っている歯の虫歯予防という面でもフッ素配合の歯磨剤は使用する方がいいと思います。

残存歯のメンテナンス・家庭でのフッ素塗布についての詳細の続きを読む

インプラント治療には高度で専門的な知識・技能と設備が必要です。
残存歯のメンテナンスはとても大切です。インプラントの専門医、名医にご相談されることをお勧めします。

歯科医院選びでの失敗をしないように、治療前の知識として病院を選ぶ際にも役立てて頂けると思いますので、
インプラント名医の見分け方もご参照ください。

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